エンジニアFPの思考ブログ

FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持つエンジニアが家計・家族・仕事において考えた内容を書いていきます。

生産性の高い人はどんな人か?

社会人として生活していると、「この人すごいなぁー」と感じることが良くあり、そのような人には共通点があるように感じています。

 

(あくまでエンジニアとして、プロジェクトを推進したり、管理する面での個人的な感想です。経営者などはわかりません。)

 

その共通点とは、”体育会系”でかつ”体育会系のノリを他社に押し付けない人”です。

 

そのような人は、責任感を持ってプロジェクトを推進しますが、がむしゃらに仕事をするという姿勢を他社に押し付けることなく、関係者をうまく巻き込みながら進めている

ように見えます。

 

そして、そのような優秀な方が必ず偏差値の高い大学を出ているかというと、そうでもありません。私が見る限りでは、偏差値と生産性との相関性は全くありません。以前「学力はどうでも良い」と書きましたが、そのような私の認識からも来ています。

 

皆さんの周りはどうでしょうか?

 

私は上記の認識があるので、子供も体育会の部活をすると良いなーとついつい思ってしまいますが、絶対強要することのないように気を付けようと思う今日この頃です。

子どもの学力は重要か?

今日は子供の学力についての考えを書きます。

 

まず最初に極論ですが、私は子供の学力が高くても低くてもどっちでも良いです。

 

「子どもを自立させる」という親の責務を果たすためには、ある程度学力が必要だという考えはあるかもしれませんが、それよりも何かを"やろう"と思って自発的に学ぶという気持ちや姿勢の方が大切だと思います。

 

最近は少しの投資で学習できるツールはいくらでもあるので、やる気があれば何でも学習してスキルを得ることができます。また多くの職業で中途半端な学力よりも強力な個性(長所)が必要とされる世の中になる気がします。(その場合、個々の長所を生かしながらプロジェクトを進める能力を持つ人が必要になりますが。)

 

まとめると、ある分野に興味を持ち、自発的に学び、個性(長所)を確立することで、他の人の個性と協同し、社会の一員として活躍する(自立する)ことができる!というロジックですね。要は好奇心が大切。

※自発的に学ぶ対象は音楽や絵やゲームなど何でもOKです。

 

いかがですかね?笑

私の経験上ではそこまで外してはないと感じています。あくまで私の主観ですが。

 

色々なことに挑戦する経験を積み好奇心を養ってもらえるように子育てをしたいと思います。

 

こんな子供になって欲しいと思ったらすべきコト

親だとどうしても子供に「こんな子になって欲しいなぁ」っと願望を抱いてしまいますよね。社会性のある子だとか、英語の得意な子になって欲しいと願望を抱く方もいらっしゃると思います。

 

ちなみに私も子供に「○○な子に育って欲しい」と願望を抱いています。

 

「○○な子」とは「好奇心合理性のある子」です。

(好奇心と合理性があれば、”子供を自立させる”という親の責務を果たせると思っています。)

 

なぜ、好奇心と合理性かという説明は別の機会にするとして、そのような子供に育てるために私達夫婦が大切にしていることがあります。

 

それは「7つの習慣」(キングベアー出版)で有名なスティーブン・R・コビー先生が著書「7つの習慣ファミリー」(キングベアー出版)で「子育てには3つの原則がある。」というフレーズで書かれている「3つの原則」です。

 

想像つきますかね。「1に○○、2に○○、3に○○」です。

 

 

 

答えは、「模範」です。「1に模範、2に模範、3に模範」です。「子どもが育つ魔法の言葉」(PHP研究所)の「子は親の鏡」というワードでも有名ですので、多くの方がご存知かもしれませんが、やはり親の行動・心理が子供に反映されると強く思いますし、他のご家庭の親御さんとのかかわりの中で強く感じます。

 

そのため、私達夫婦自身が好奇心と合理性を大切にして生活しています。

 

好奇心に対する具体的な行動としては、私が子供の前で趣味の読書をしたり、妻が長年やりたかったバイオリンを買い、レッスンに通いながら子供の前で演奏してもらったりです。(妻がバイオリンを長年やりたかったことを2人目の子供が生まれたときに知り、すぐ行動に移してもらいました!)

 

合理性に対しては、小さなことでもトコトン夫婦で話し合いをしています。家具を買うときでも、次に何をするかを決めるときでも、「~だから」と理由を言いながら決めています。

 

また、極論ですが、親が幸せじゃないと子も幸せを感じないと思いますので、これからも妻と仲良く、子供の成長を楽しみながら幸せに生活していきたいと思います。

 

逆に、子供の前で理不尽な行動を取らないように、ただただダラダラすることのないように注意していきます。

「持ち家 or 賃貸」で迷ったら考えるコト(教育環境について)

 子供がいるとついつい家が欲しくなってしまいますよね。私も合理的に考えれば「今は買うべきでない」とわかっていながら、「家憧れるなー」と思ってしまい、ついつい土地価格を調べてしまいます。

 

ただ、土地価格を調べると改めて「賃貸の方が良いな」と思いました。

 

その理由は交通の利便性に加え、教育環境の良い地域の土地価格が高い傾向にあったからです。具体的には、再開発により新しい住居が多かったり、安全な歩道が整備されていたり、治安面で悪い噂のないなど、子供が小学校に進学したときに通学や風紀の面で安心できる地域が該当します。(私調べですが。。。)

 

そして私の身近では、そのような地域の建売住宅の価格は一戸建てタイプの賃貸の相場の40~50年分に相当していました。ローン、固定資産税、都市計画税、修繕費抜きで40~50年分です。。。

 

それなら向こう10年間は教育環境の良い地域の賃貸に住んで、子供が高校などに進学したタイミングで引越(そのころには住宅価格が下がっているかもしれないので購入でも良いかも)と思い、一戸建てタイプの賃貸に引っ越しました。(元々小学校の校区の関係で引越を考えていました。)

 

ちなみに一戸建てタイプの賃貸は、周辺の同じ間取りの家賃より1.5万円程度高かったのですが、一戸建てへの憧れや(特に妻が憧れていましたが。。。)、満足できず再度引越となった場合の引越費用発生リスクを考え、一戸建てタイプにしました。住んでみて思いますが、やはり周りに我が子の足音が伝わるのを気にしなくて済むのは、精神衛生上助かります。(元々ドタバタするタイプの子供ではありませんが、どうしても気になってしまっていたので。。。)

 

もしお子さんのいる方で「持ち家 or 賃貸」で迷ったときは、教育環境で土地が高くなっていないかを確認し、家賃で何年分か見積もってみてはいかがでしょうか。私のように我に返る方もいるかもしれないですね。

 

fpengineer.hateblo.jp

 

「持ち家 or 賃貸」で迷ったら考えるコト

家族を持つと、持ち家か賃貸か迷う人が多いと思います。

私としては、ここ数年での持ち家の購入は基本的にオススメしません。

理由は 供給過多の状況が続いており、価格の下落が予想されるためです。野村総合研究所の調査によると33年には空き家率が30%に達するそうですし、また2019年問題や2022年問題も騒がれています。

 

とは言っても家は欲しくなりますよね。

そんなときは下記①~③を考えてみてはいかがでしょうか?

 

 ①まだまだ長期間(15年以上)働く予定か? (Noの場合、②は不要)

 ②職場の移転を余儀なくされた場合、最寄りに転職できる会社・事業があるか?

 ③将来家や土地を相続する可能性はあるか?

 

①でYesの人は、家を購入しても、職場が変わり、泣く泣く手放すリスクがありますよね。多くの地域において売却価格が購入価格よりも下がると思いますし、各種手続きの費用も馬鹿になりません。ただし、在宅勤務可能な職種の場合は、①はあまり考えなくても良いかもしれません。

②は、職場が変わるリスクへの対応ができるかです。同業種がひしめき合っている地域に家を購入するのであれば、職場が変わることになった場合でも、転職して購入した家に住み続けることができますね。もちろん転職は簡単ではありませんが、リスク対策として考えておいても良いと思います。

③はどうせ相続する土地や家があるなら、今は無理に土地や家を買わずに、相続するまで賃貸で待つという提案です。相続して使用しませんというのはただの負債となります。相続した後にしっかりと貯めた頭金で家を建てるというのも選択肢として持っておいても良いと思います。

 

 

いかがでしょうか?家を購入する気が失せる人もいるかもしれないですね。

ただし、大きな買い物なので、安易に決めるものではないと思います。

 

ちなみに私は①:Yes、②:No、③Yesの30代のエンジニアですが、当面は購入せずに賃貸で暮らし、50歳くらいになったら自分のこだわりを存分に詰め込んだ一軒家を購入したいと思っています。そのときの市況や私のライフスタイル、私の考え方にもよりますけどね。

最新の家電の『三種の神器』は何?

家事は可能な限りラクをして、自由な時間を作りたいですよね!

特に子育てをしていればなおさらです。

今回は私がオススメする家事の時短に効く、家電の三種の神器を紹介します。

 

早速ですが私は下記の3つだと考えます。

 

 ①ロボット掃除機

 ②食器洗い機

 浄水器(据置型)

 

①のロボット掃除機は子育てをしている家庭では、「部屋が散らかっていて、掃除できない」という意見や「ロボット掃除機のために片付けをするようになった」という意見を聞くことがあるので、合う合わないがあるようですね。我が家は使っていますが、とても便利です。1時間弱ずーっと掃除してくれているので、自分でする場合に比べ時短ができます。

 

②の食器洗い機は必需品だと思います。軽く水洗して食器洗い機に入れるだけなので、大変便利で時短効果が高いです。私の場合、1回の食事で10分程度の時短になります(要領が悪いだけかもしれませんが…)。また高温のお湯で洗浄することで、動物性の油も分解できるため、衛生面も良いですね。

 

③の据置型の浄水器は①と②に比べると意外に感じるかもしれませんが、本当に便利です。蛇口をひねるだけで、浄水器を通っておいしい水が出てくるのは本当に嬉しいです。お茶を作るときは、ポットに浄水器を通した水とお茶パックを入れるだけでできます。定期的にカートリッジの交換が必要になりますが、お湯を沸かしてお茶を作ったり、水やお茶などを買ったりすることに比べると、圧倒的に手間がかかりません。また、値段は高くなりますが、還元水素を生成できるタイプがあります。私が思う本機能の最大のメリットは、昆布や煮干しからダシが非常に早く取れることです。料理好きの方は検討してみても良いかもしれませんね。

 

いかがでしたでしょうか?いずれも安くない家電ですが、家事の時間を減らして自由な時間を創出でき、その時間的価値が購入額に値すると思えば、購入してみても良いかもしれませんね。

家事を給料換算するといくら? -妻が専業主婦の場合-

生活していくうえで家事は必須ですが、その家事を給料換算するといくらになるとお考えですか?

家事は "無償" とお考えの方も多いと思います。

 

私は、家事は "有償" と考えます。

 

そして、『 夫:サラリーマン、妻:専業主婦 』という家庭で、妻が全ての家事をしており、収入は夫の給料のみとすると、家事の給料は『( 夫の給料 )÷ 2 』と考えます。

 

すなわち、夫は妻の "家事の成果" があってこそ生活が成り立ち、元気で会社で働けるのであって、夫の給料の半分は妻の "家事の成果" となるワケです。

 

そして、妻が自由に使えるお金は、『(( 夫の給料の手取り)-(生活費)ー (貯蓄額))÷  2 』です。ただ正直、私は妻が自由に使えるお金は計算していません。家計が赤字にならなければ問題ありません。特に子育てをしている家庭においては、お母さん(妻)が好奇心を持って何かに取り組む姿勢を見せることは、子供にとってとても良いことなので、そのような趣味へのお金であれば、夫の使えるお金の分まで使ってもらって良いと思います。

 

ただ世の夫の中には「そんな考えできないよ」と思う方が多いと思います。

ただし、夫が健康で過ごせ、家で将来に向けた勉強をすることができ、元気に会社で働けるのは妻の家事のお陰です。今後も夫がイキイキと働くための基盤を作ってくれています。子供がいる場合は、夫が働いている間に子供を自立させるという親の重大な役割をこなしてくれています。そのようなことを思うと、ほんの少しだけでも、私の考え方を理解していただけるかもしれないですね。

 

また私は、仕事中に時給((1ヵの月給料) ÷ (一カ月の勤務時間))に見合うアウトプットが出ているかを考えながら仕事をする" 時給思考 "をしたり、チーム(この場合家族です)の生産性を向上させるために、人それぞれの強みを生かすべきだと考えており、それらが家事の給料への考えに繋がっているのかもしれません。

 

 

私は妻が専業主婦をしてくれていて、2人の子供を愛情たっぷりに育ててくれている妻に感謝しているので、お金のちょっとしたことで我慢してほしくないと考えています。どうせなら発泡酒ではなく、ビールを飲んで欲しいです。

 

※上記はあくまで "私" の考え方であり、皆様の考え方を否定するワケではございません。