エンジニアFPの思考ブログ

FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持つエンジニアが家計・家族・仕事において考えた内容を書いていきます。

家事を給料換算するといくら? -妻が専業主婦の場合-

生活していくうえで家事は必須ですが、その家事を給料換算するといくらになるとお考えですか?

家事は "無償" とお考えの方も多いと思います。

 

私は、家事は "有償" と考えます。

 

そして、『 夫:サラリーマン、妻:専業主婦 』という家庭で、妻が全ての家事をしており、収入は夫の給料のみとすると、家事の給料は『( 夫の給料 )÷ 2 』と考えます。

 

すなわち、夫は妻の "家事の成果" があってこそ生活が成り立ち、元気で会社で働けるのであって、夫の給料の半分は妻の "家事の成果" となるワケです。

 

そして、妻が自由に使えるお金は、『(( 夫の給料の手取り)-(生活費)ー (貯蓄額))÷  2 』です。ただ正直、私は妻が自由に使えるお金は計算していません。家計が赤字にならなければ問題ありません。特に子育てをしている家庭においては、お母さん(妻)が好奇心を持って何かに取り組む姿勢を見せることは、子供にとってとても良いことなので、そのような趣味へのお金であれば、夫の使えるお金の分まで使ってもらって良いと思います。

 

ただ世の夫の中には「そんな考えできないよ」と思う方が多いと思います。

ただし、夫が健康で過ごせ、家で将来に向けた勉強をすることができ、元気に会社で働けるのは妻の家事のお陰です。今後も夫がイキイキと働くための基盤を作ってくれています。子供がいる場合は、夫が働いている間に子供を自立させるという親の重大な役割をこなしてくれています。そのようなことを思うと、ほんの少しだけでも、私の考え方を理解していただけるかもしれないですね。

 

また私は、仕事中に時給((1ヵの月給料) ÷ (一カ月の勤務時間))に見合うアウトプットが出ているかを考えながら仕事をする" 時給思考 "をしたり、チーム(この場合家族です)の生産性を向上させるために、人それぞれの強みを生かすべきだと考えており、それらが家事の給料への考えに繋がっているのかもしれません。

 

 

私は妻が専業主婦をしてくれていて、2人の子供を愛情たっぷりに育ててくれている妻に感謝しているので、お金のちょっとしたことで我慢してほしくないと考えています。どうせなら発泡酒ではなく、ビールを飲んで欲しいです。

 

※上記はあくまで "私" の考え方であり、皆様の考え方を否定するワケではございません。